サクラレビュー込みとはいえ、非常に多くの販売数を獲得しているNPETのゲーミングキーボード。その中に一つ面白そうなキーボードがあります。
NPET K60は、テンキーレスサイズのキーボードでありながらテンキーを搭載し、ダイヤル調整機能も搭載した意欲的な製品になります。
製品特徴
テンキーレスサイズでテンキー付き
サイズはテンキーレスサイズですが、本来Deleteキーなどがある部分に、テンキーが設置されています。机が狭いしゲームするときフルサイズだろ不便、だけどテンキーは欲しいという人にはおすすめできる、最近多くなってきた意欲的な特殊デザインになっています。
ダイヤル機能も便利
右上のつまみは回転及びボタンとして使用可能です。音量の調整やLEDの発光パターンなどが変更可能です。2000円しないキーボードでこんな機能を搭載してくるのは流石です。
ただ便利な機能ではあるものの、ソフトウェアが存在しないのでこれ以外の設定ができない点が少々残念なポイントでもあります。
発光パターンもそこそこ
前に紹介した同社の製品から大きく進化しており、ソフトウェアには対応していないものの、そこそこな種類の発光パターンがあり、ダイヤルで速度の変更も可能です。
また明るさもより明るく、見やすく改良されています。
キーの打鍵音も若干改善された
旧モデルではうるさめだった打鍵音ですが、本作ではわりと静かめになっています。だいたい赤軸くらいでしょうか。
ただエンターとスペースキーにはバネが搭載されている関係上、相変わらずうるさい問題があります。
ゲーミングとしては最小限
25キーロールオーバーには対応しているため、ゲーミングキーボードとしては一応使っていくことは可能です。
ただしマクロが組めるわけでもないし、一部のキーを無効にできるわけでもないので、あくまでもゲーミング要素は最小限といった印象です。
まとめ
良い点
- テンキーレスなのにテンキー付き
- ダイヤル機能付き
- 発光パターンがそこそこある
悪い点
- 一部のキーがうるさい
- メンブレン
- ゲーミングとしては最小限の機能
2000円以下という極めて低価格なキーボードでありながら、割と多機能でおもしろい特徴を持ったキーボードです。
ただし純粋なゲーミング向けのキーボードが少ない点が勿体ないです。変なソフトウェアを入れる必要がないのは利点でもあるのですが。
一応長いこと販売しているメーカーなので、保証もそこまで心配せずともよいので、お試しで買ってみるには悪くないキーボードだと思います。