3月には大学受験も終わりを迎えている人が多いと思います。大学に入学する上で、ほぼ必須で購入しなければいけない物の一つとして、ノートパソコンが存在します。
大学側が指定していることもあれば、特に買うことを指定されていないこともあるノートパソコンですが、持ち歩いて調べ物やレポートの作成・修正ができるので、指定がなくとも絶対に買ったほうが良いと思います。
今回は新大学生向けにノートパソコンに関して注意喚起していきます。
中古ノートパソコンは絶対に買うな!
昨今ではリース品の返却などで古くなったノートパソコンの部品を交換して、整備済みの中古品として販売している業者が増えてきています。
しかし、大学生が使うものとしては適切なノートパソコンとは言えないものが多いのが現状です。
保証の面が弱い
基本的に中古のノートパソコンは、メーカー保証を受けることができません。故障した際に修理できない可能生があります。店舗保証はあれど、それは多くの場合交換対応なので、内部のデータはなくなると思ってください。
また、それゆえに保証期間が短く、だいたい3ヶ月の販売店が多いです。延長保証をつけても1年程度で、値段も1万円以上多くなってしまうので、中古の利点である安さも半減してしまいます。
バッテリーがヘタっている
ノートパソコンはバッテリ駆動のものが大多数をしめています。中古のノートパソコンですと、このバッテリーが劣化をしており、充電しても全然時間が持たないなんてものも多く存在します。大学キャンパス内のどこにでも十分なコンセントがあるというわけではないので、このバッテリー問題は死活問題となります。
一部のノートパソコンでは、バッテリーの交換ができるものもありますが、現在では製造中止で入手性が悪いものがある事も視野にいれておく必要があります。サードパーティ製の交換用バッテリーも、火災の危険性があることは注意スべきでしょう。
MS Officeが入っていない
家電量販店で販売されているノートパソコンと違って、中古のノートパソコンの多くはMS Officeがインストールされていないです。一応、互換のOfficeソフトがインストールされているものは多いですが、大学で使われてるものはMS Officeが殆どなので、互換ソフトを使って不具合がでる危険性を考慮するならば、MS Officeをインストールする必要があります。
一応、中古ショップによってはオプションでこれらをインストールすることも可能ですが、やはり値段が大幅に上昇してしまうので、あまりよい選択肢とはいえません。
店舗販売の新品のノートパソコンの方がおすすめ
上記の理由から新品のノートパソコンの方がおすすめです。それもネットショッピングではなく店舗販売の新品のノートパソコンが一番おすすめです。
修理対応が楽で速い
やはり大学で4年間使い続けることを考えると、突然故障したさいに迅速に対応できる方が良いからです。オンラインショップで購入した場合、ショップに連絡して手続きして宅配便で送ってという手間が発生し、戻ってくるまでにロスが発生します。
しかし、店舗販売なら、その店に持っていくだけであとは勝手に向こうが処理してくれるので、時間的ロスも手間も少なくなります。
延長保証が手厚い
ものやどこの店かにもよりますが、延長保証が手厚いです。その店舗ブランドのクレジットカードや会員になっていれば、3~5の延長保証も可能なこともあります。大学で長く使うことも考えれば、この点も見逃せないポイントと言えるでしょう。
店舗販売のノートパソコンを選び方
過去に記事にまとめてあるので、一度目を通してもらえると幸いです。
まとめ
中古ノートパソコンの怖い点
- 修理できない可能性あり
- バッテリーのヘタリ
- Officeに関して
確かに中古のノートパソコンは安いですが、いろいろと部品が劣化しているし、メーカー保証も受けられないなど、怖い部分も多く存在します。Officeに関しては自分で買ってきてインストールすれば良いだけの事ですが、それ以外の問題に関しては個人ではなかなか難しい面もあります。
これから大学で少なくとも4年間はお世話になる相棒ですので、あまりケチりすぎるのは良くないと思います。最高級品を買えとは言いませんが、そこそこの性能のものを買うのが、使用期間で換算しても一番コスパの高い選択だと思います。