RazerといえばLogicool Gと並び、非常に有名なゲーミングブランドです。ソフトウェアの都合ですべての周辺機器をRazerで揃える必要があるので、初心者向けとは言い難いですが、そんな不都合があっても多くの信者を獲得している人気を誇ります。
今回紹介するHuntsman Miniは、Razerが小型キーボード需要に目をつけて開発したコンパクトゲーミングキーボードになります。
製品特徴
小型ながら使いやすいキーボード
コンパクトキーボード、60%キーボードと称される体型としては非常にオーソドックスな作りです。小型キーボードながら、利便性を損なわないように多くのキーをFnで対応しています。
作業用と考えれば不便ですが、ゲーミングキーボードと考えればこのサイズ感は非常に重要です。ローセンシゲーマーがマウスを大きく動かしても、邪魔にならない設計です。
配列も日本語配列、英語配列の二種類が販売されているので、好きな方を選択する事が可能です。
Razerオリジナルのオプティカルスイッチ
メカニカルスイッチではありますが、使用しているのはRazerが独自開発した光センサー式のスイッチです。これにより物理的な接点のスイッチとは違い、チャタリングなどを起こしにくく、長期使用を可能としています。
スイッチも赤軸青軸に相当する、リニア、クリッキーが存在しているので、好きな打鍵感のものを選択するとよいでしょう。リニアキーはそのへんの中華キーボードと違ってしっかり静かなので、ボイチャなどを使用する際にもおすすめできます。
また、長期使用に耐えられるように、PBTダブルショットキーキャップを採用しています。これにより印字ハゲに強いです。
ソフトウェアもある
相変わらず他のソフトウェアや製品との相性が悪いですが、ソフトウェアもしっかり対応しています。これによってマクロやLEDを細かく設定する事も可能です。
もしほかの製品と併用したい場合はソフトウェアは入れない方が良いでしょう。幸い、コンパクトキーボード故に、そこまでマクロをギチギチに組み込むには向かないし、LEDにも多くのパターンを望まないのであればソフトなしでも十二分に性能は発揮可能です。
まとめ
良い点
悪い点
- ソフトウェアの相性問題
大手らしい非常に安定した品質に、そのへんの中華ブランドでは採用できない光センサー式のスイッチにダブルショットキーキャップと、長期使用に耐えうるだけの設計がなされています。
ソフトウェアの問題だけは相変わらずですが、マクロを使わないのであれば関係ない項目です。安い中華キーボードからのステップアップや、より良い製品が欲しいのであれば、おすすめのコンパクトゲーミングキーボードです。