静電容量無接点方式。これはキーボードの中でも最高グレードに位置するであろう方式です。その動作仕様により製造コストがかかるので、メカニカルキーボードよりも高級品になりやすいです。
特に東プレのREALFORCEは、国産ブランド品という事もあって、高級品な印象があったのですが、実は2万円以下で購入が可能なモデルもありました。
今回の記事は、REALFORCE R2-JP4-BKについて紹介していきます。
製品特徴
このモデルについて
今回購入したモデルは、REALFORCEの中でも最廉価グレードに位置するモデルです。といっても、値段から分かる通り安い代物ではありません。
これより上位グレードになると、押下圧を切り替えるスイッチやマルチメディアキーが搭載されたりより静音化されたり、キーの印字が昇華印刷という剥げにくいものになります。
私の場合はそれらの機能は不要だし、印字ハゲは他のダブルショットキーキャップに変更する予定なので、必要十分な機能のつまった最廉価版を購入したわけです。
軽快な打鍵感
押下圧は45gと、メカニカルでいうところの赤軸に該当する作りで、スコスコといった感触をしており、タイピングが楽しくなります。メカニカルで一番近いのは赤軸なのですが、触ってみると明らかに別物ということがわかると思います。長時間タイピングしていても、疲れにくいです。
静音モデルがあるのでうるさいのではと考える方もいるかもしれませんが、打鍵音としてはむしろ静かめな印象です。普通にオフィスで使用してもまったく問題ないでしょう。あくまでより静かな環境で使いたい方向けなだけです。
静電容量無接点方式は丈夫
製造コストが高いだけあって、この方式のキーボードは丈夫な仕上がりになっています。打鍵耐久テストは5000万回に合格しているし、メカニカルが弱かったタバコのヤニにも比較的強いです。
マットな質感で高級感がある
質感的にはマットな仕上がりになっており、パッと見で安物には見えないでしょう。そもそも高級機ですし。
手触りもかなりいいですが、別にラバー加工されているわけではありません。加水分解は怯えなくて大丈夫です。
オーソドックスなフルキーボード
キー配列的には一般的なフルキーボードになっています。今までよほど特殊な形状のキーボードを使っていなければ、問題なく使用することが出来るはずです。
また、フルNキーロールオーバーに対応しているので、ほぼすべてのキーを同時押ししてもしっかり反応してくれます。ゲーミングキーボードではありませんが、その特性からゲームでの使用も問題なく可能です。
まとめ
良い点
悪い点
- 廉価版でもそこそこお高い
シリーズ内では廉価グレードに位置しますが、実際のところは高級キーボードにかわりはなく、非常に高性能かつ高級感のある質感のキーボードです。これより上位グレードもありますが、普通のキーボードを求めているならこのモデルで十分だと思います。
とにかく良いキーボードを購入したい人におすすめします。ビッグカメラやヨドバシカメラにも展示品があるようなので、購入を迷っている人は展示品を触ってみると良いと思います。