一般化が進み、今や中学生でも当たり前に所持しているスマートフォン。ですがその普及とともにとんでもない犯罪行為が増えているそうです。まさか中学生が盗撮を行う時代になってしまうとは。
今回の記事ではスマートフォンの悪用による中学生の犯罪行為について見解を述べていきます。
スマホを利用した中学生の犯罪行為
スマホでの盗撮事件
実際に起こった事件として、中学生男子による女子生徒の盗撮事件があります。スマホを着替えを行う更衣室とうにセットしておいて、彼女らの着替えを盗撮するのです。実際に男子生徒が30名以上補導されているという、数も多い事件です。
被害はとんでもない事になる可能性だってある
これがもし、個人での利用であればまだマシでしょう。そのエロガキの自慰目的で利用されるだけなのだから。
しかし、こういった盗撮には汚い大人の思惑が入り込んでいるのが付き物で、反社の勢力が男子中学生に金を渡して、これらの映像を買い取ってアダルト動画としてネットでばらまく事も考えられます。
自分の娘が本人の知らないうちに、アダルト女優としてデビューさせられているなど、腸が煮えくり返ることでしょう。
スマホの性能が上がり過ぎたのも問題
昨今はインフレ気味にスマホの性能が向上しており、日本国内でもエントリーモデルながらかなりの高画質で動画の撮影が行える機種も増えています。外見的にもレンズが増えているし、進化していることがわかりやすいでしょう。
インスタグラムやtiktokで、カメラ性能が必要になった故の進化ですが、それ故に盗撮が捗ってしまうのはなんとも。
考えられる対策
子供にスマホを持たせない
根本的な対策として、そもそも親がスマホを持たせないという方法があります。しかし今やスマホがないと連絡にも困る時代だし、学友間のコミュニケーションツールとしても必要不可欠なツールです。
学校での連絡事項すらLINEなどを通じて行なっていることもある現代において、スマホなしは無理があるでしょう。
朝一でスマホを学校が預かる
朝の会にでも生徒たちから、スマホを預かっておくのもまあまあ有効な方法でしょう。無闇矢鱈に禁止して反骨精神を抱かせるよりも、ずっと健全な方法です。
ただこれはこれで抜け道があって、家に忘れてきて持ってませんとでもいえば隠し持つことが可能なことです。毎回毎回そうした生徒のボディチェックを行うわけにも行きませんし、完全な対策にはなりません。
まとめ
この問題を完全に対策することはまず不可能です。上記の方法はいろいろと問題があるし、未成年は罪が軽いのでやったもんがちな事もあります。実際に盗撮した彼らも補導で済まされており、少年院にぶち込まれることもなかったとの事です。少年法がある限り、重い処罰で脅しをかけるころもできないのです。
学校側がどれだけ生徒たちを説得できるかに、この問題は委ねられています。