皆さんはタフネススマホとういうものをご存知でしょうか。これは名前の通り非常に頑丈なスマートフォンであり防水防塵に対応しているだけでなく、ある程度の高さから落としても割れたりしにくいとされる、タフなスマートフォンです。
バイクや登山などの、アウトドアな趣味を持つ人だったり、高所作業を行う職業の人には人気のある機種ですが、果たして本当にこのタフネススマホは必要なのでしょうか。今回はそれについて講釈を垂れ流していきます。
タフネススマホ不要論
①普通のスマホでも頑丈な機種がでている
実はタフネススマホ以外にも、頑丈なスマートフォンは普通に販売されています。国産スマホであれば大抵の機種は防水防塵に対応している上に、廉価版のAQUOS sense 4シリーズに至っては、アメリカ国防総省の規定するMIL規格にも対応しています。
つまりそれだけ頑丈なスマートフォンが、タフネスでなくとも存在しているわけです
②タフネス化するアクセサリーがある
もちろん、①で紹介したようなスマホがタフネススマホと同等の耐久性があるかと言われると、疑問点は残るでしょう。
しかしスマートフォンにはケースや液晶保護ガラスなどの有用なアクセサリーが存在しています。
例えば前述のAQUOSシリーズやiPhoneのような、日本国内でもメジャーなスマートフォンには、ELECOMが販売するゼロショックのような耐衝撃ケースが存在しています。
また、日本人が大好きなiPhoneにもRHINOSHIELやAtomic SLIMなどの更に優秀な耐衝撃ケースが存在しており、保護ガラスに至ってはiPhoneで釘が打てるくらいに頑丈です。
値段にしてもめちゃくちゃ高いわけでもなく、高いものでも4000円行くか行かないかというコストパフォーマンスの良さです
③タフネススマホは処理能力が低く値段が高い
基本的にタフネスは処理能力が低いです。これは何故かというと、防水防塵で密閉されている上に、ガチガチに装甲で覆われている製で排熱能力が低く、処理能力が高いが発熱もするようなハイエンドSoCは搭載できないという問題があります。そのせいで多くのタフネスはもっさりした挙動になっている事が多いです。
また、タフネスにする為に色々と頑丈な構造にしているせいか、値段はお高いものが多いです。京セラのTOQUQEシリーズはハイエンドスマホと比べても遜色無い高さです。
一応、中華製のものであればそこまで値段はしませんが、それでも他の中華製スマホと比べたら値段は高い上に、壊れるのが嫌だからタフネスを買うのに、内部的な不良が起きる心配もある信頼性の低いメーカーのものを買うのはそれはそれで問題かと思います。
まとめ
最近ではアクセサリーの普及や、AQUOS sense 4のような頑丈なスマホも多いせいか、タフネススマホに拘らなくとも、十分な耐久性を確保できるようになってきました。それこそ割れやすいと評判のiPhoneシリーズでも、落とした程度であれば問題にならないような程にです。
スマホに頑丈さが欲しいのであれば、タフネススマホを買うよりもまず、アクセサリーなどの強化してみるのが良いでしょう。