センチュリーはHDDやSSD関係の周辺機器を中心に販売しているメーカーです。
メーカーの名前自体は聞いたことがなくても、PC周りで裸族という言葉を聴いたことがある人も多いと思います。
今回紹介していくCRC-LFM2NU32は、M.2 NVMe SSDを外付けHDDのように運用するためのキットになっています。
製品特徴
小型で携帯性は抜群
元々がサイズの小さいM.2 NVMe SSD用のキットなので、サイズ感はかなり小さめです。
ケーブルが必要になるので流石にUSBメモリには一歩お取りますが、それでも利便性と携帯性を兼ね備えた優秀な製品だと言えるでしょう。
個人的にはケーブルなしでも利用可能であればなお便利だったと思いますが、端子の強度の問題なんかもついて回るので、一長一短だと言えます。
組み立ても簡単
キットなので自分で組み立てる必要がありますが、得に心配する要素はありません。
工具不要で簡単に組み立てが可能なので、不器用な人でも気をつければ問題ないでしょう。
ただし、部品は小さいので、落として紛失しないようにだけは気をつけましょう。
冷却にも気を使った構成
M.2 NVMe SSDは一般的に発熱しやすい構造になっています。故にこういった外付け化キットでは、冷却にも気を使う必要がでてきます。
本製品はそこのあたりもしっかり考えて設計されており、ヒートシンクも付属してくるし、本体もアルミボディで熱伝導性を確保しています。
極めつけには小型の冷却ファンも搭載されているので、この手の商品の中ではかなり冷却方面にも気を使っています。
RGB LED付き
本キットは一応ゲーミング向けの製品ということになっているので、LEDがピカピカと光ります。
光り物が好きという人には一定の需要もあるし、ちゃんと通電しているかわかりやすいランプとしても機能します。
ただ、オフィス向けの仕様を考えると、この仕様はちょっと派手すぎるかなとも思います。
そういう人は同社の製品でLEDの無い別モデルも販売されているので、そちらを購入したほうが良いでしょう。
まとめ
最近ではHDDからSSDへの以降が進んでおり、当初は高級だったSSDも価格が落ち着いている傾向があります。
未だにHDDの方が断然安いのは事実ですが、SSDの方が読み込みも書き込みも早いので、よく使うソフトを入れて持ち歩くのであれば、この製品は非常に優秀なアイテムになると思います。