かつてはシェア率2位を誇り、数多くあるブラウザの中から選ばれ続けてきたFirefoxですが、現在はそのシェア率はなりを潜めています。
どうしてそんな人気ブラウザだったのに、現在は4位以下まで落ち込んでしまったのか。今回はそんな悲しいFirefoxについて考察していきます。
何故Firefoxは衰退してしまったのか
大正義Chromeくんが登場した
いまやシェア率1位にまで上り詰めている最強のブラウザであるChrome。
このブラウザはFirefoxよりも動作が軽い上、拡張機能でのカスタマイズ製の高さ、さらにアカウントによる他デバイス感での連携が売りで、パソコンのみならずスマホとの連携も得意で、初心者から上級者まで幅広いニーズを満たしています。
単純に強力なライバルが登場してしまったことで、わざわざFirefoxを選ばなくとも良くなったことは大きな要因でしょう。
Firefox側がどん詰まりした
しかしChromeがでた当初はそこまで大きな差はありませんでした。むしろFirefoxのほうがまだ若干優勢でした。
ただし出たばかりのChromeとは違い、Firefoxは進化の袋小路に立たされていました。機能面を充実させた結果動作が重くなってしまい、軽快な動作にするためには大規模な改修が必要になりました。
しかし、その大規模改修は、長い歴史で培ってきた多くのアドオンを捨て去る必要があったのです。Firefoxのユーザーはこのアドオンに惹かれて利用しているものが大多数なのに、そのアドオンの多くを使えなくされたのでは溜まったものではありません。
結局、Firefoxの開発チームは大規模改修を選択し、軽快さを犠牲に多くのアドオンを葬りました。その結果、多くのユーザーも離れていってしまったのです。
改修版のFirefoxは悪くはないが
現在のFirefoxですが、まあ悪くはありません。最初からサイドバーがついていて便利だし、動作もまあまあ軽いでしょう。
しかし、やはり多くのアドオンが使えなくなって、カスタマイズ性がChromeとどっこいどっこいになったところや、今までのユーザーに愛想をつかされてしまったのは大きなダメージでしょう。
まとめ
盛者必衰ともいいますし、Firefoxの衰退も仕方ないかなと思いました。古いアドオンが使えなくなったのが本当に痛すぎます。
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