進む円安で国内物価が高騰し、日々我々の生活は苦しくなっています。
とあるラジオ番組によると、日銀総裁はとことん円安を加速させることで、アジア圏での日本円を流通させやすくしてアジアの中央銀行化を目論んでいるなんて話もでています。
わざとやっているのであれば、まだまだ円安は続くのかもしれません。
ただ、円安の影響は国内物価のインフレ以外にも大きく我々に関わってきています。それが中華製品の数が減ってきている件に繋がります。
日本市場に魅力はない
円安の現在、日本市場は海外にとって、魅力の無い市場に成り下がってきています。
もともと人工的にはそこまで人数がいないものの、円の価値が高かったのと、多少ぼったくっても日本人は気にせず買うから、結果的に海外からは魅力的に映っていた日本の市場です。
しかし現在は日本円の価値が低いし、あまりに価格を吊り上げてしまうと流石に日本人も買わないしで、日本市場の魅力はかなり低くなってきています。
利益の見込みが低いのに、わざわざ代理店を通してまで薄利多売の製品を日本で売る必要性が無くなったのです。
輸送コストも上がっている
円安に加え、中国のロックダウンやロシアの侵略行為などで情勢が不安定になった結果、輸送コストがあがり安定しなくなってことも、日本に中華製品のような激安品が入ってこなくなる要因に拍車をかけています。
また輸送しても届かないなんて事も増えてきました。
私も3月頃まではアリエクスプレスを愛用しており、スマホフィルムや中華イヤホンを購入していましたが、5割以上の確率で途中で紛失したり、送還になったりしたので、現状中国から日本への輸送はあまり確実性がないようです。
個人バイヤーが増加
今現在も中華製品の販売もあるにはあるのですが、そのほとんどが今まで大口で日本で製品を出しているAnkerなどの優良企業と、個人バイヤーにとって変わられているようです。
中規模でたまにここ名前見るな程度だった販売店は、在庫販売はしていても、新製品が全然入ってきていない事情があります。たまに新製品があると思ってみたら、なぜか販売店が個人バイヤーだったりも。
とはいえ怪我の功名も
ただ中華製品の数が減ったということは、健全化が進んでいるという見方もできます。これまでAmazonでも楽天でも、よくわからないゴミみたいな中華粗悪製品が飽和状態でしたが、検索で引っかかる数も減ったので、結果的に良いものが探しやすくなったとも言えるでしょう。
とはいえ、未だに個人バイヤーがODMの粗悪品をばら撒いているので、完全な浄化が進んでいるとはいえませんが。
まとめ
そもそも今わざと円安を進めるのがちょっと一般人の私には理解できないですね。コロナ失業にロシアウクライナ戦争、こんな不安定な時期になぜやるのか。
まあ日銀総裁は我々一般人とは違い、上級国民と呼ばれる雲の上のような上位存在なので、もっとマクロな視点で全てを見通しているのでしょう。