昔は多くのパソコンに標準で搭載されていたDVDドライブですが、現在ではむしろ搭載されていることのほうが珍しくなってきました。
実際、現在の需要的に、DVDドライブやBDドライブは必要かと言われると、微妙な感じなのも現実です。
この記事では、パソコンにDVDドライブが果たして必要かどうか考察していきます。
DVDドライブはパソコンに必要ない?
OSの進化でドライバのCDインストールが必要無くなった
昔はパソコンにおいてDVDドライブが必要な場面がそれなりにありました。昔のパソコンはUSBを指しただけでは、自動的にドライバがインストールされることがなく、付属CDで予めインストールさせておく必要があったからです。
現在でもたまに専用ドライバを要求してくる機器はありますが、それもインターネット上で予めダウンロードしておくのが主流になっているので、こういった用途での活躍の場面はほぼ無いと言っても過言ではないでしょう。
サブスクサービスやダウンロード購入の登場
DVDやBDで映画を見て、CDで音楽を聴くというのが以前の主流でした。しかし現在ではサブスクリプションサービスにより、これらはインターネット上で出来ますし、買い切りでもダウンロード販売があります。特に、音楽用途においてハイレゾ音源はインターネット上での購入がほぼ必須と言えるでしょう。
これらのサービスの登場により、ディスクによるコンテンツは廃れ始めているのです。実際に多くのレンタルDVDショップが潰れていっていることからも、この説を後押ししていますよね。
どうしても必要ならUSB接続のものを買えば良い
そもそも搭載型にはデメリットもあります。ディスクドライブは実際に回転駆動する関係もあって、故障しやすいのです。冷却ファンなども同じ用なリスクを抱えては居ますが、故障しやすい部位を増やしてしまうというのは、あまり良いことには思えませんよね。
必要な場面も限られるし、必要になったらDVDドライブなんて、USB接続のものが安く購入できるので、そちらを購入したほうが良いでしょう。