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止まらぬスマホの価格インフレと魅力低迷

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スマホの価格が年々増加傾向にあるのは、すでに皆さんもご存知でしょう。3年くらい前はフラグシップモデルでも7万も出せば買えたのに、今ではミドルスペック程度のスマホでも、7万円で売っている始末です。今回はそんなスマホの価格インフレ具合について記事にしていきたいと思います。

なんでスマホの価格こんなインフレしてんの?

円安だけが原因ではない

一応円安も原因ではあるのですが、これ自体はここ1年くらいの話です。AppleやXiaomiなどの大手が日本の円安を理由に価格を確かに上げましたが、別にこれだけが価格インフレの原因ではないでしょう。

むしろ円安の影響はインフレよりは、日本市場撤退の方が大きいかと。もともとiPhoneばっか売れてるせいで、日本人うちのスマホあんま買わないしと及び腰だったのに、円の価値が下がったせいで人気のない市場になってしまっています。現にこういうデジタル機器関連の会社はいくつも日本市場から撤退、または縮小してますしね。

 

やはり半導体の価格上昇が一番の理由か

半導体が足りてないなんてのはずっと前から言われていたことです。ものが足りなくなれば価格もあがる。原材料費があがればそりゃ製品自体も価格上がっちゃうのは仕方ないですよね。

一応企業側もあれこれ機能つけてインフレ価格でも魅力的に見せて買ってくれるようには考えてはいますが、ある程度詳しい人からみたらそこまででもないって感じです。

 

値段はインフレ、体感は据え置き

値段がインフレしていても性能が上がってるなら良いんじゃね? そんな意見もあるでしょう。

確かに処理能力やカメラ性能は上がっています。しかし実際に使った体感で、それを実感できることはあまりないのです。

 

同じ機種の前世代機と比較したとします。例えば処理能力。ベンチマークテストなどで数値かすれば、かなり大きな進歩を見せています。しかしネットサーフィンをしてみると、実際に見比べでもしないとそのページを開く速度には差を感じられないレベルだし、その見比べて見た差すら、重たいページで1秒あるかないかという差なんです。

ゲーム面で比較しても、ものによっては発熱が酷くなったことで、最初はだいぶ快適に感じても、途中でサーモストップが働いて、結局処理能力は低下します。

同じくよく引き合いに出されるカメラ。こちらはさらに困ったことになっています。実際にそこまでカメラ性能にこだわっているユーザーが少ないせいか、上昇どころか低下していることもあります。望遠カメラが消失していたりなど。

 

こんな有様なので、後継機なのに上がったのは実質値段だけ、みたいなことも少なくはないのです。

 

 

かつての有名ガジェットYoutuberも撤退

性能はさほど上がらず価格だけ上がった結果、ガジェットオタク達もスマホからは足を洗う人が増えています。ネット上の知り合いにも、実際今のスマホ進化が無くてつまらない。ミドルの安物で十分といって、昔はバチバチにハイエンドを使っていたのに、今はミドルがメイン機になっている人もいます。

 

また、某有名ガジェット系Youtuberも、昨年ごろにそっち方面では活動停止を表明しています。

「進化が無くてつまらなくなった」

「安いスマホなら落としてもショックが少ないから気が楽」

「この性能でも僕はぜんぜん困らない」

そういってエントリーミドルのスマホを現在は愛用していました。

 

実際、目覚ましい進化を見せていた頃ほど、スマホの魅力がなくなったのは事実で、再生数も減っていました。多分視聴者数自体が減っていたんでしょう。

 

今後どうなるスマートフォン

正直今のスマホ市場って、一部を除いてどのスマホも没個性って感じがします。その個性も折りたたみスマホみたいな色物と、毎回マイナス面を連発してる他称国産(爆笑)の海外では見向きもされないようなスマホくらいです。

なにかおもしろい機種や、恐竜的進化でもないのら、値段だけ上がった今のハイエンドスマートフォンを、買う必要はないかなと感じています。

 

OPPO Reno5 A
ミドルの価格帯でこの性能は流石にすごい。もちろん技適あります!
 

 

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