最初はこれ以降はナンバリングは作らないと言っていたのに、いつの間にか無かったことにされ新しく出てきたWindows 11。それを普及させる目的もあってか、Windows 10のサポート終了日が刻々と近づいています。
およそ後二年は使えるので、長いととる人も居るでしょうが、人によってはパソコンを4,5年単位で使うので、最近10のパソコンを買ってしまったという人には、あまり良くない知らせだと思います。
この記事では、Win10のサポート終了で起こりうる様々な問題などを纏めてきたいと思います。
せまるWin10のサポート終了日
アップデートの問題
Win10からWin11へのアップデートには無償で行うことが出来ますし、特に難しい操作も必要ありません。なので文句ばかり言ってないでさっさとアップデートしろという意見もあることでしょう。
しかし、実際のところ、すべてのWin10搭載のパソコンが、Win11にアップデートできるわけではないのです。
というのもWin11にアップデートするには、パソコン側の各パーツがWin11に対応していないと、アップデート要件を満たさないとして、それを実行することができないのです。こうなってくると、OSはそのままサポート期限を迎えてしまうので、以降はセキュリティアップデートが入ることもなく、サイバー攻撃の餌食になりやすくなります。
パソコン側に独自の問題も
BTOのようにパーツ組み立てで販売している製品だったり、自作パソコンであれば問題ないことが殆どですが、富士通やNECみたいなメーカーが製造してだしているパソコン、多くの場合ノートパソコンですと、アップデート時に不具合が起きることがあります。
これはかつてWin7やWin8から、Win10にアップデートする際に話題になった問題なのですが、ノートパソコン側はスペック的にもアップデートに対応しているとなっていて、実際にアップデートできたにも関わらず、使ってみるとバグで偉いことになったという問題です。
一応メーカー側もアップデートはできるけど不具合がでるからアップデートしないでくれと警告は出していましたが、その警告は実際にメーカーサポートにメールアドレスを登録でもしていないと気づきにくいものになっていて、結構な犠牲者を出したのだとか。
これは推察するに、メーカー製のノートパソコンには独自の機能を盛り込んでいるものもあるため、そういった部分が干渉してバグが発生したんじゃないかと。
なので仮にできるとなっていても、自分の使っているパソコンの型番を調べて、本当にアップデートして大丈夫か調べてから実行に移す方が良いでしょう。
Win11は面倒くさい
UIが中途半端にMACに寄せてあって慣れないしダサい、右クリックメニューが簡略化されていて使いにくいなど、Win11には色々と駄目でネガティブな意見が散見しています。実際、多くのネガティブな意見に関しても筆者は同意します。
一応、これらの多くはWin10側に寄せることも可能なのですが、物によってはレジストリをイジる必要があったり、コマンドプロンプトが必要だったりで、あまりパソコンのい操作に詳しくない人にやらせるには、ちょっと難易度が高いものもあります。
そもそもこんな面倒な設定が必要な時点で、Win11のダメっぷりがわかると思います。
まとめ
Win11に関してはあまりおすすめしたくないけれど、他に選択肢が無いので仕方なくアップデートする。にも関わらず、それにも不具合やそもそも出来ないという問題がついて回るという嫌な感じです。
せめてWin11が、簡単な設定でWin10と同等なUIに変更できればよかったのですがね。