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買ってはいけないタブレットPCの特徴まとめ

タブレットPCスマホよりも製造が簡単なためか、実に多くの業者が販売しています。有名所を省いても、Amazon楽天市場のようなECサイトでも多く見かけます。

しかし、現実問題として、実際には実用に耐えないようなろくでもない製品も大量に存在しているのが実情です。

そこで、この記事では、買ってはいけないタブレットの特徴をまとめていきます。この記事を読んでくれた皆様が、こういった駄目タブレットを買って、地獄を見ないようになれば幸いです。

 

駄目なタブレットのまとめ

SoCの記載が無い。わかりにくい

スマートフォンと同じく、タブレットPCの処理能力を司るのはSoCと呼ばれる部品です。なのでこれを見て調べれば、そのタブレットがだいたいどういう用途までなら困らずに使えるかということが理解できるようになっています。

 

しかし駄目タブレットはというと、商品ページにおいて、だいたいはSoCの名前が記載されていないか、記載されていても非常にわかりにくい位置に小さく書いてあることが殆どです。

なぜこうなっているかというと、それはもちろん低スペックな処理能力であると露見されることを恐れているからです。SoCの名前だけは伏せておいて、オクタコアとか強そうに見える部分だけ記載しておくのは、こういった駄目タブレットの常套手段なので覚えて置きましょう。

 

上記の補足

補足としてどういったSoCがおすすめなのか解説していきます。

 

まず低価格タブレットにおいておすすめできるSoCはMediaTekのHelio G99というSoCを搭載しているモデルになります。

このチップは低価格スマホタブレット向けに開発されたものになりますが、性能的にはロープライス向けの中ではかなり上位に位置していて、流石に原神などの激重3Dゲームはきついですが、簡単なゲームが出来て、ネットサーフィンや動画鑑賞なんかでは不便することがないという、カジュアルなユーザーにはおすすめできるチップとなっています。

 

次点ではUnisoc T616も、まあ及第点と言えるでしょう。こちらは前に挙げたHelio G99よりも一回りほど総合性能で見劣りはするのですが、それでもネットサーフィンや動画鑑賞ではまあ困ることはないかなという程度の処理能力は有しています。

ただ、このチップセットには上述のSoCよりも明確な弱点があって、それは通話には対応していないということです。どういうことかというと、このT616は完全にタブレット向けに開発されている関係で、LTE接続でスマホみたいに電話で使うという用途は塞がれているのです。

 

なおこの低価格向けおすすめSoCは、2024年春季のデータなので、時代がすすむに連れて要求スペックがあがっていく関係で、おすすめできなくなってくるデータとなるのはご了承ください。

 

 

Widevineの記載が無い。L1じゃない

スマホではなくタブレットPCをあえて使う上で、利用目的に多く入ってくるのは、やはり動画コンテンツを見るためでしょう。スマホより大画面でNetflixAmazon プライム・ビデオを楽しめるから、タブレットが欲しいという人はそこそこいると思います。

 

しかしか、スマホおよびタブレットには、Widevineと言う厄介な要素が絡んできます。これは動画や音楽などのデジタルコンテンツ保護するという名目のための規格、技術であり、著作権を守るためのセキュリティレベルの高さを示すものになっています。

このWidevineのレベルが最大であるL1に達していないタブレットおよびスマートフォンでは、プライムビデオやNetflixなどで高画質で動画を見ることが出来ないのです。すべて中画質、低画質モードでの再生になってしまうし、やたらと解像度が上がった現在の液晶ディスプレイでそれを見ると、滲んだような汚い画質の動画に見えてしまうので、きれいな動画を鑑賞できないでしょう。

 

メーカー名、ブランド名が記載されていない

通常、自社の製品に対し何か後ろ暗いことがないのであれば、タブレットを販売する際にもかならずメーカー名かブランド名、あるいはその両方は記載しておくものです。あまり有名でない中華メーカーでも、たとえばTECLASTとかALLDOCUBEといったメーカー名をしっかりと記載してあります。

 

しかし、Amazon楽天市場タブレットの中には、このメーカー名がタイトル文、あるいは紹介ページ内をあわせてすらまるで記載されていない製品が数多く見られます。これらはつまり、そのタブレットPCが品質的にも性能的にも、まるで自身が持てない駄目商品であるという目安になっているのです。

メーカー名がわかりにくいから、辛辣なレビューを食らってもダメージは少ないし、最悪低評価連打や不良品だから返金交換対応しろと言われても、その商品ページ、あるいは販売セラー情報ごと消し去って、新たに始める気が満々ということになります。

 

実際Amazonでも楽天もで、タブレットPCに限らずそういうゾンビ戦法を繰り返す悪質な販売者は数多くいて、未だに問題になっています。

 

自社や自ブランドすら名乗れない、自己紹介もできないような相手は信用してはいけない。当たり前のことですよね。

 

まとめ

最近は中華の格安タブレットでも、そこそこ使えるレベルになっているものが増えてきており、自身がついたブランドも多いのか、しっかりメーカー名を名乗っている商品も多いです。

そんな中ですら未だにこれらの地雷要素を積み重ねて、値段の安さだけで勝負している投げ売り販売者も数多く存在しているので、ネットショッピングの闇鍋感が漂っています。

格安なタブレットが欲しいにしても、実用レベルのものはだいたい2~4万円くらいはすることが多いので、そのくらいは払う意思を持っておきましょう。

 

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