一年間無料の使いたい放題プランを引っさげて、第4のキャリアとして名乗りを上げた楽天モバイルですが、だんだんとメッキが剥がれてボロが出るようになってきました。
私も実際に契約してみたのですが、「これはやっぱメインには無理だな」という感想を抱くほどにはキツイ面が見られます。今回はなぜ楽天モバイルが現状運用していくには不十分なのか解説していきます。
何故メインとして使ってはいけないのか
対応エリアの問題
以前掲載した上記の記事でも取り上げたのですが、エリア拡大こそしていっているものの、未だに楽天モバイル自身の基地局は数が足りていないのが現状です。そこでauに協力を頼り、対応エリア外でも使えるようにしてはいるのですが、auから借りているバンド帯は全てではなくband18のみでした。
正直これだけだとやはり場所によっては繋がりにくく、不便しているとの報告も少なくないです。ところどころで電波の弱くなるようでは、仕事がらみでは使用できませんよね。
サポートが酷い
私は2020年6月5日に契約手続きを行ったのですが、2020年6月25日現在、未だに準備中のまま音沙汰がありません。MNP電話番号引き継ぎの機嫌は15日までなので、この時点で大多数の人は契約するべきではないということが理解できるでしょう。私はお試し運用という事で新規契約だったので問題ありませんが、実際にMNPが無効となった人の激怒の声は至るところで上がっています。
また楽天モバイルのサポートに連絡を取ろうとしても、電話は一時間以上待たされるしチャットも4時間以上待たされるという地獄のような状態になっています。チャットに至ってはアプリが通知を出さないから着信に気づけ無いし、30分程で担当者が「返信ないから帰りますね」とログアウトするという最悪な仕様です。
Rakuten miniにもケチが付いた!
楽天モバイルオリジナルスマホのRakuten miniにまでケチが付きました。勝手に仕様変更し、対応バンド帯を誰得の海外仕様に変更。日本主要であるband1を廃止してしまうという暴挙です。現状はeSIMは楽天モバイルくらいしか扱っていませんが、今後他社がeSIMを提供し始めた時に、楽天モバイル以外ではまともに使えないスマホになる可能性があります。キャリアになったから他のとこ宜しく囲い込みに出たのでしょうか。
さらに勝手な仕様変更の結果、技適違反に抵触した疑惑が出ています。Rakuten miniの配送が現在大幅に遅れているのは、技適の再取得の為とも憶測されています。スマホのプロフェッショナルである筈のキャリアがこんなミスをするのは不味いでしょう。
まとめ
- 狭い対応エリア
- 劣悪なサポート
- 技適違反疑惑
これだけやらかしているのだから、楽天モバイルがまだまだキャリアとしては未熟な事が伺えます。
一年間無料だしキャンペーンでスマホも安く購入できるので、SIMフリースマホを購入するついでに契約する程度にとどめた方がよいと思います。この方法なら懐は傷まないどころか、安く新しいスマートフォンを購入できるのでおすすめです。
電話番号引き継ぎは前述の通り出来ない事が多いので、辞めておいた方が無難です。